2021年8月アップデートのご紹介:アテスト手書きサイン・組み合わせレイアウト変更・エントリーラベル機能強化

2021/09/12 17:00

 東京2020オリパラ閉幕! ゴルフは稲見萌寧選手が銀メダルを獲得、他競技でもたくさんの選手が活躍し、感動と涙の1ヶ月となりました。一方でコロナ禍は変わらず。そしてこのオリパラ後の日本はどうなるか。気になるところですし、一人ひとりが問われているような気もします。

 「コンペくん」ですが、4月から毎月アップデートが恒例となっており、8月も機能アップデートを行ったものの、お知らせできないまま9月半ばになってしまいました。いずれもコンペがより便利になる機能アップデートです。以下ご紹介します。

アテスト手書きサイン

アテスト手書きサイン

タブレットでアテスト手書きサイン

 プレー終了後のアテストの際、手書きでサインできるようにしました。この機能をご使用いただくにあたり、タブレットかスマートフォンをご利用いただきます。スコア入力後、画面上に指で文字が書けますのでアテスタの名前を記入いただき、記入後、プレーヤーがスコア提出します。

 ゴルフ場で、カート備え付けのタブレット端末を使ってスコア入力・提出、というのを見る機会が増えてきました。紙のスコアカードを提出する手間が省け、提出ボタンを押すと、データがマスター室のコンピュータに転送されてすぐ集計結果を取得できるとあって、コンペで活用される機会が増えてきたように思いますが、競技でこの機能の活用を考えた場合、アテストせずに提出できてしまう懸念があるように思います。

 コンペくんはこの懸念の対応策として、アテスト手書きサイン機能を用意しました。カートのタブレット同様、簡単にスコア入力を進められますが、スコア提出には、アテスタのサインが必要で、アテスタサイン画像データはアテスト完了の証としてコンペくんに保存され、幹事は参照できます。

 コンペの効率性と確実な競技運営を両立する試みとして用意しました。ぜひ一度ご利用いただければと思います。

組み合わせレイアウト変更

組み合わせレイアウト変更

こちらより拡大してご覧いただけます。

 組み合わせ機能の画面レイアウトを変更できるようにしました。従来のレイアウトに加え、以下のとおり、レイアウトを選べるようにしました。

  1. 標準(従来のレイアウト)
  2. 前後半コース左右レイアウト+組み合わせ未完了
  3. 前後半コース左右レイアウトのみ

 2. 3. は組み合わせ後の画面が大きく表示され、前半コース・後半コースが左右に並び、コース間の移動など組み合わせの微調整に便利なレイアウトになっています。特にPCでは、一度にみられる領域が広くなったと思います。

エントリーラベル機能強化

エントリーラベル機能強化

こちらより拡大してご覧いただけます。

 コンペくんでは、幹事がエントリー(コンペ参加者)管理するための機能を取り揃えており、グループ化やデータのインポート・エクスポートなど便利機能を提供してまいりましたが、この8月のアップデートではラベル機能を強化しました。

 ラベル機能はエントリーごとに印(ラベル)を付けられる機能で、付けたラベルは組み合わせ作業やメール作成時に参照できます。例えば「朝一(スタート希望)」「バスで来場」などとラベル付けしておくと、組み合わせ変更作業でも参照できるので、朝一希望の方をもれなく早いスタートに変更できます。また、バスで来場の方に専用の案内をメール送信するときは、「バスで来場」ラベルがついたエントリーだけを絞り込んで一覧表示できるので、宛先指定がよりスムーズに進められます。

"Progressive Enhancement" で改善します

 以前ウェブ業界で Progressive Enhancement(漸進的な強化)と呼ばれる制作手法が話題になりました。ブラウザ・デバイスなど多様な環境への対応とウェブならではの先進的取り組みを両立する試みで、この手法が提案されて20年近くたった(感じがしないのですが、調べたら最初の提案は2003年とかなり年月が経ってました)いまも、ウェブ構築の前提の考え方となっているように思います。コンペくんはこの手法をゴルフコンペ運営効率化に応用していきたいと考えています。

 コンペといえばゴルフの主要な楽しみ方の一つにもかかわらず、そのための作業は至ってアナログで属人的で面倒なことの繰り返しです。コンペくんではそういったコンペ運営の負担を少しでも軽減できればと日々改善に努めています。

 コンペくんには多数の機能を幅広く用意していますが、利用に際して、すべての機能の利用を強制するものではなく、使いたい機能を使いたいときだけ使う「つまみ食い」を推奨しています。エントリー受付だけ、エントリー受付+集金だけ、組み合わせ発表だけ、スコア集計だけ、などいろいろな使い方のパターンが考えられますが、どのような使い方にもコンペくんは対応しており、幹事さんが抱える課題にあわせてコンペくんを活用いただきたいと考えています。

 長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。このように少しずつ機能改善を進めながら、皆様のコンペ運営に寄与していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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